100年を超える腕時計づくりの伝統を継承し、世界に向けて日本の美意識を発信するプレザージュ。琺瑯、漆、七宝に続き「日本の匠の技」をふんだんに盛り込んだ「有田焼」ダイヤルモデルが登場です。優美な艶を描くセイコー独自の有田焼ダイヤルは、磁器特有の艶やかな立体感、有田焼の伝統と先人の熱意、革新の高強度化技術を組合せて実現しています。金属を土台に製造する琺瑯/漆/七宝と異なり、ダイヤル本体を特別な技法で立体的に造形し、釉薬で表面を艶やかに仕上げています。ダイヤルカラーは有田焼原点の色「柞灰/いすばい」と呼ばれる青みがかった白を採用しています。有田町/泉山で発見された陶石を原材料に、1616年（元和2年）に日本初の陶磁器は誕生、初期の陶磁器は鉄分が多く含まれ「青みがかった白」が特徴でした。また、透き通るような青白いダイヤルに施された、絵付けを連想させる赤のインデックスは、国産初の腕時計「ローレル」の意匠でもあります。