GrandSeiko
スタッフの板子です!
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Grand Seiko マスターショップ限定モデル 「SBGJ201」をご紹介いたします。
ダイヤルに記された24時間目盛とブルースチールのGMT針によって、時間帯の異なるもう1つの地域の時刻を表示できます。
1967年発売の「44GS」によって確立された独自のデザイン理念「セイコースタイル」が定義する「燦然と輝く時計」を現代解釈して生まれた外装デザインには、歪みのない鏡面仕上げの面が多用されています。
ダイヤルはグランドセイコーの機械式時計を担う雫石高級時計工房から望む、雄大な岩手山の山肌を表現した「岩手山パターン」を採用し、繊細で研ぎ澄まされた美しい仕上がりを実現しています。
公式HPより抜粋
Grand Seikoには、生産地をモチーフにしたダイヤルデザインを採用したモデルがいくつかあります。
スプリングドライブの大人気モデル「SBGA211」もそうですね。
なぜ”生産地”にこだわってダイヤルをデザインするのか。
それは、時計産業の背景とSEIKOの歴史から生まれたこだわりでした。
時計産業というのは、労働集約型産業です。
工場がある地域の人々を雇用し、親子何代も同じ工場に勤めることも珍しくなかったんですね。
そのため、工房の職人の方たちの中には、”郷土の誇り”を込めて製作されている方もいらっしゃいます。
(左)SBGA211 (右)SBGJ201
また、グランドセイコーはふたつの拠点で製造されています。
元々諏訪精工舎であった「セイコーエプソン」は、長野県塩尻市にてクオーツモデルとスプリングドライブモデルを製造。
一方、第二精工舎の流れをくむ「セイコーインスツル」は、岩手県雫石町にて機械式モデルを製造しています。
塩尻と雫石でつくられるグランドセイコーは、どちらも高い精度と品質を誇る自社製造ムーブメントを搭載し、視認性と実用性、高級感を追求した“セイコースタイル” を基準としています。
そのため、それぞれから生まれる腕時計が大きく異なるということはありません。
しかし、設計思想や商品哲学、さらには技術に対する思考の違いなど、それぞれが築き上げてきた腕時計文化は今でも生きていて、それが切磋琢磨を育みました。
Grand Seiko 60周年を迎えることが出来たのも、その切磋琢磨の賜物なんですね。
そして、セイコーがそれぞれの伝統に敬意を表し生まれたのが、”生産地”にこだわったダイヤル。
GMT針の深い色合いも素晴らしいですね。
末永く色褪せることのないように、職人の方の手作業により青焼きがされています。
ムーブメントにはこの「9S86」が搭載されております。
10振動ムーブメント「キャリバー9S85」の、外乱に強く携帯時に安定した精度を実現した性能はそのままに、GMT機能を付加した、ハイスペックなムーブメントです。
スプリングドライブではなく、完全な機械式にこだわりたい。
そんな方におすすめしたい一本です。
ぜひ店頭でご覧ください!
https://www.neel.jp/wp/grandseiko/1814/